エッジコンピューティング 2021 1 24

 すべての電子機器がインターネットにつながるという
「IoT」において問題になることがあります。
当然、インターネットが混雑することは目に見えています。
 スマートフォンの「5G」においても、
お手元のスマートフォンから携帯電話会社まで「5G」でつながるわけではなく、
スマートフォンの近くの基地局までが「5G」であり、
基地局から携帯電話会社までは光ファイバー網になると聞いたことがあります。
そうなると、なおさらインターネット回線は混雑します。
 さて、ここで言いたいのは、別の問題です。
一般の人にコンピューターの「サーバー」と言うと、わかりにくいので、
サーバーは、「中央コンピューター」と言いましょう。
 多くの人は、あらゆる電子機器が、
中央コンピューターにつながることはよいことだと考えるでしょうが、
それでは、中央コンピューターがパンクしてしまいます。
 もちろん、中央コンピューターのCPUを超高速なものにすればよいと思うでしょうが、
そんな簡単に解決する問題ではありません。
 結局、CPUの高速化をしても、また反応が遅くなったから、
またCPUの高速化が必要になったという繰り返しになります。
 さらに問題なのは、
中央コンピューターがダウンすれば、すべてが止まります。
 そこで、このような問題を解決するために、
「エッジコンピューティング」という考え方が必要になります。
 これは、会社の組織で考えれば、わかることです。
営業所や支店が些細なことまで本社に照会すると、本社はパンクしてしまいます。
そこで、営業所や支店で判断できることは、営業所や支店で判断してほしい。
重要なことだけ本社に判断を仰いでほしい。
 このようなことは、コンピューターの世界でも同じであり、
これがエッジコンピューティングの考え方です。
 キーエンスという会社のサイトから引用します。
エッジコンピューティングとは、エッジ処理とも呼ばれ、
「端末の近くにサーバを分散配置する」ネットワーク技法のひとつを意味します。
ユーザや端末の近くでデータ処理することで、上位システムへの負荷や通信遅延を解消します。
(引用、以上)





































































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